ウェブサイトのあるべき姿とは?ひとりの利用者による懇願

ウェブサイトのあるべき姿とは?ひとりの利用者による懇願
ウェブサイトが果たすべき責任って何?

というお話です。

 

集まるブログ集客のプロデューサー
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

今日は旗日、昭和の日です。神奈川県平塚市は好天に恵まれました。そんな日の我が家はだいたい公園に出向きます。今日の公園は緑が濃く、歴史も深い大磯城山公園。

 

旧三井財閥別荘跡地と旧吉田茂邸跡地を整備した神奈川県立都市公園です。子供にも大人にも楽しい公園。最高の形です。

 

さて、本日はウェブサイトのあるべき姿について書いてみることにしました。もう少し言うとウェブサイトの責任についてです。なんだか重苦しいテーマですが、、、

 

きっとあなたも一度や二度経験したことがあるはずの内容です。題して「ウェブサイトのあるべき姿とは?ひとりの利用者による懇願」です。

 

それではどうぞ。

 

その事件は、夏休みの予定を計画している時に起きました

まもなく5月です。この時期になると7〜8月(夏休み)の計画を練り始めるのが我が家の恒例となっています。当然、どこに行くのか?何をするのか?概要は家族会議で決定し、リサーチはインターネットをゴリゴリ活用します。

 

宿はここが良さそう、ルートはこれで決まり、近隣になにか面白い施設はあるのか、美味しいお店は?素敵な土産物屋は?駐車場は?料金は?時間は?とリサーチする要素は満載。旅のしおり宜しく、タイムスケジュールも最終的には書き起こします。

 

その過程も旅の楽しみのひとつなのですが。。。

 

「うーん、これじゃよくわからない・・・」

 

そうなんです。あと一歩、細かい情報(営業時間、駐車場の有無など)が無い。見込み客へのちょっとした気遣い情報が足らない。どーしても確認しなきゃならない時は電話による問い合わせとなるのですが・・・情報不足気味なウェブサイトが多い。

 

欲しい情報がウェブサイトにない。これは利用者にとって大きなストレスです。もし、ほかの(競合)サイトに欲しい情報が網羅されていたら・・・

 

利用者はそちらのウェブサイトに流れていくことは確実です。つまり、利益を得るチャンスを失ってしまうのです。

 

少なくとも今日だけで2件、とあるお店は利益を得るチャンスを失いました。これを事件と言わず、何と言うのでしょうか?

 

ウェブサイトを作るならしっかり作り込む

利益を失ったお店はどうしたら良かったのでしょうか。答えは、お客様にとって欲しいと思う情報・必要と思われる情報をすべて提供すべきだったのです。

 

「そんなの当たり前でしょ?」とあなたは思われたかもしれません。しかし、どうしても作り手の立場になってしまうとその当たり前のことが見えなくなってしまうものです。

 

お客様の求める情報とは一体何か?については、理想とするお客様像を明確にする。そして、そのお客様が本当に欲しいと感じる情報を徹底的に考えることです。以下の過去エントリーが参考になると思います。

 

理想の顧客像を見つける方法。顧客を知ることが全てのはじまり。

お客様の本当に欲しいものってなんだろう

 

そして、伝えられる情報はぜんぶ伝えること

お客様の求める情報を考える時、ひとつ注意しなくてはならないことがあります。それは知の呪縛です。

 

ビジネスパーソンは、客観的視点をもつことが大事。本当に。

 

たとえば「こんな情報、お客様は知ってる」「こんな情報、お客様は必要としない」「他社も同じようにやってるんだから(伝えても)意味ないよ」「制作秘話を伝えるなんてなんだか恩着せがましい」など思っているなら黄色信号です。ご注意です。

 

「この情報は伝えるべきか?伝えないべきか?」をあなたが判断すべきではありません。利用者である読み手が判断するからです。だから、あなたが「伝える必要はない(かもしれない)」と思い伝えていない情報はすべて伝えるべきなんです。

 

あなたにはお客様に伝えるべきメッセージがまだあるはず

 

まとめ

ウェブサイトのあるべき姿とは?それは、お客様にとって欲しい情報・必要な情報が網羅されたウェブサイトです。制作側にいる人間として、ひとりの利用者として懇願するウェブサイトの形。その形こそがウェブサイトの果たすべき責任だとわたしは考えます。

 

昭和の日の夜に感じたことはそんなところです。

 

それでは明日もマーケティングを楽しんで参りましょう!