iPhone5のリコール(スリープボタン交換)を受ける3つの理由

iPhone5のリコール(スリープボタン交換)を受ける3つの理由

今頃?というツッコミはさておき・・・

先日、初期iPhone5所有者のみ対象のリコール
(スリープボタン/スリープ解除ボタン交換プログラム)を
受けてみた感想をシェア。

マーケッターとして、あなたにも共有しておきたい!

 

まずはiPhone5のリコールの内容から

ごく一部のiPhone5モデルのスリープ/スリープ解除ボタンが機能しなくなる(または断続的にしか機能しなくなる)ことが判明いたしました。対象となるのは2013年3月以前に製造されたiPhone 5モデルです。

Appleでは、対象となるiPhone5モデルのスリープ/スリープ解除ボタンの無償交換に応じております。


pic1

修理の方法としては、Appleの直営店または
Appleの正規サービスプロバイダに持ち込むか、
指定配送業者による集荷のどちらかを選択します。

わたしは、集荷で直すことにしました。

注意点は2つ。

1つは、修理中に代替機が必要なひとは
近所のキャリアショップで借りる必要があります。

もう1つは、渡す前の事前作業(バックアップを取る、
SIMカードを抜く、「iPhoneを探す」をオフにする、
データと設定をすべて消去)が必要です。

詳細はAppleの公式サイトで確認しましょう。

 

iPhone5のリコールを受けるべき3つの理由

(1)やっぱり不便でした

スリープボタンが効かないとiPhoneの再起動が
できません。「たまーに調子悪いなー」という時は
ちょっと不便。

iOSのバージョンアップの再起動にあやかるしか
ない状態です。

それとこれはわたしだけかもしれませんが
スクリーンショット(ホームボタンを押しながら
すばやくスリープボタンを押す)が撮れなかったのも
地味に不便でした。

 

(2)iPhone5を下取りする時のために

まもなくiPhone6が発売になりますね。発表は9月9日、
発売日は9月19日とネットでは噂されています。

iPhone6に乗り換える際に、きっと下位機種(iPhone5)の
下取りキャンペーンもあるハズ・・・(願望)。

乗り換えの負荷を軽減するためにも直しておいたほうが
良いはずです。

 

(3)Appleのカスタマーサービスを体感して感動できるから

Appleの顧客管理はApple IDで行われています。
iTunes・iCloud・スマホ・パソコンなどで使っている
あのIDです。

だからAppleは、ユーザーが今どんな製品を保有していて
利用状況はどうなっているのかを見通すことができます。

この辺は大手メーカーでもやっていそうなことですが
Appleのユーザーフォローは洗練されています。

リコールで集荷されたiPhoneが修理工場へ届くと

Apple IDで登録したメールアドレス宛に

「修理開始するよー」って教えてくれたり

 

pic1

 

「修理終わったから発送したよー」って教えてくれたり

 

pic2

 

ウェブサイト上でも作業プロセスと進捗状況も
いつでも見れたりするんです。

 

pic3

 

「・・・あれ?」

リコールで本来なら「Appleめー!」とネガティブな
気持ちをもつはずなのに、iPhone5が手元に戻ってきた
ころには、この洗練されたカスタマーサービスのおかげで
ますますファンになってしまいました。

もちろん

メールだって、ウェブサイトの進捗状況だって
すべてオートメーションです。それはわかってるんです。

でも、かわいい愛機がどうなっているのか、ちょっと
気になる利用者の気持ちをフォローしてくれるその姿勢と
仕組みはいざ体験してみるとやっぱり「素晴らしい」と
思うし感動する訳です。

あぁ、感動させるって大切。身をもって再認識。

あなたのビジネス上でも、大きなヒントになると思いませんか?

 

まとめ

あなたのユーザーが何かアクション(購入、相談、修理の
依頼、資料請求など)をおこした時、売り手としてできる
フォローはないのかを考えよう。

考える際は、ユーザーは「今何を感じているか?」
「何を不安がっているのか?」を中心にすること。

フォローがたとえオートメーションであっても
ユーザーにしてみれば【心配り】と感じて、満足度も上がる。