吸って吐くのが深呼吸。残念!それは違います。

吸って吐くのが深呼吸。残念!それは違います。
あなたの常識は非常識かもしれない

というお話です。

 

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原田 和彦(はらた かずひこ)です。

 

日本人なら誰しも一度は経験している運動といえばラジオ体操ですよね。その中にある「深く息を吸って、吐きま~す」という動作。もしこの方法が間違っていたとしたらあなたはどう思いますか?

 

そもそもラジオ体操自体、「正しいか・間違っているか」「本当に効果があるのか・ないのか」そのような切り口や視点で考えたこと、ありますか?

 

今日のテーマは当たり前(常識)を疑ってみる、をテーマにしたいと思います。マーケターにとって、非常に重要な思考術となります。題して「吸って吐くのが深呼吸。残念!それは違います。」です。

 

それではどうぞ。

 

深呼吸の正しい方法

呼吸は、その文字の並び通り、吐いて吸うが正しい順番です。なぜか?注射器を想像してみてください。注射器の中に液体を沢山入れるためにはどうしたら良いでしょうか?

正解はこうです。まずは、注射器の押子(おしこ)を先端までギュッと押し込みます。すると注射筒の中は空っぽになりますよね。今度は押子を末端まで引く。すると液体が一気に流れ込んでくる。

 

効果のある深呼吸も原理はおなじ。まずは肺の空気を出し切る(吐く)。そのあとに新鮮な空気を入れる(吸う)。吐くときは口から(たくさんの空気を吐き出せるから)。吸うときは鼻から(少量の空気を吸えるから)。これがリラックス神経である副交感神経を活発化する方法です。

 

吸って吐く。緊張時にこの動作を繰り返すと過呼吸になってしまいます。注射器の押子を中途半端な位置(注射筒の真ん中くらい)の状態で一生懸命出し入れしても中身がぜんぜん増えていかないのと一緒。「極度の緊張には深呼吸」とはよく言いますが、正しい順番でやるべきなんですよね。

 

念のため、信頼できそうな第三者の内容もご紹介しておきます。

正しい深呼吸

 

わたしはなにも深呼吸博士になりたい訳ではありません。

 

あなたの常識・当たり前は、間違っているかもしれません。この事実を伝えたいのです。これはビジネスでもおなじです。業界全体にも言えることかもしれません。マーケティング上でも、セールス上でも言えることかもしれません。

 

常識を疑え!(良い意味で)

まずはあなたの業界の常識から疑ってみましょう。「なぜそうなのか?」を繰り返し、自問自答してみることをオススメします。その内容はすべて紙に書き出してみてください。その常識を3つの視点から覗いてみると新しいアイディアが発見できるかもしれませんよ。

 

逆転の発想

たとえば「安い商品が当たり前」であれば「高い商品」を提供できないか考えてみる。逆転の発想とはそういう意味です。

 

関連の発想

たとえば「丸」を「四角」にしてみる。関連の発想とはそういう意味です。

 

四則演算の発想

たとえば商品を「加算」「減算」「乗算」「除算」してみる。四則演算の発想とはそういう意味です。

 

わたしの常識は非常識かもしれない。マーケターは常にこの発想をもって仕事に取り組んでいきましょう。

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!

 

追伸

まぁ現実、いきなり吐いて吸うってちょっと無理があるかもしれません。すこし”鼻”で吸って(勢いつけて)、おおきく”口”で吐く(お腹にもチカラを入れて)。これがもっとも有効な深呼吸方法なんだろうなーと素人が勝手に推測しております。