ポケモンGOの波に乗り遅れたおじさんのつぶやき
というお話です。
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原田和彦(はらたかずひこ)です。
先週金曜日より一足早く夏休みをいただきました。ありがとうございます。
巷では「ポケモンGO」の話題で賑わっていた模様。情報をシャットアウトしていたため今朝どれだけかを知りました。
【ライブブログ:ポケモンGO配信開始】 東京都内の公園では、ふだんは人が少ない夜になっても「ポケモンGO」に熱中する大勢の人の姿が見られ、周辺の住民からは驚きとともに懸念の声も・・・。https://t.co/kkHVcZU3Hc pic.twitter.com/0XVThbvgOz
— NHKニュース (@nhk_news) 2016年7月24日
わたしにとってポケモンは白黒時代から馴染みのあるゲーム。がっつり遊んだのは初代のみですが、ゲームシステムの根幹はこの時(1996年:20年前)に完成されていたんですからスゴイっ。
スシ、テンプラ、フジヤマ、、、ポケモンです。日本が誇るコンテンツと言っても過言ではありません。
そんなポケモンGOですが本日ダウンロードして遊んでみました。完全にビックウェーブに乗り遅れた感は否めませんが、触れてみたつらつらとマーケター目線でお伝えしたいと思います。題して『ポケモンGOの波に乗り遅れたおじさんのつぶやき』です。
それではどうぞー。
そもそもポケモン、ポケモンGOってどんなゲーム?
ポケモン(ポケットモンスター)とは、世界中に生息しているポケモンを「集める」「育てる」「戦う」「交換する」などの”遊び要素”をひとつのパッケージに凝縮したロールプレイングゲームです。
冒頭でもお伝えした通り、20年前に初代ポケモンが発売されて、今年の11月にはポケットモンスターシリーズ完全新作の7作目となるポケットモンスター サン・ムーンが発売されます。息が長いっ!
ポケモンが世界中で流行った要因は色々あるのだろうけど、やっぱり「集める」×「育てる」×「戦う」×「交換する(シェアする)」をひとつのゲーム(仕組み)として成立させたことにあるとわたしは考えます。
で。
その流れを汲むゲームがポケモンGOです。
ポケモンシリーズとポケモンGOの一番の違いは遊べる”舞台”が異なることです。
ポケモンシリーズは「ゲーム内に作られた仮想世界」ですが、ポケモンGOは「わたしやあなたが住んでいる現実世界」が舞台となります。
『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲーム!
ちなみに、、、
ポケモンGOを開発したのは任天堂ではなくナイアンテック(Niantic)という会社です。位置情報を使用したスマートフォンアプリ(イングレス)の開発会社ですから実績は十分ですよね。
ダウンロードしたらまずやるべきことは?
巷で話題になっていたから「とりあえずダウンロードしてみましたー」って人も多いのではないでしょうか。
まずやるべきことは、、、
ポケモンを捕まえるために必要なモンスターボール(虫カゴみたいなものです)を手に入れること。
モンスターボールは世界に点在している”ポケストップ”でゲットします。地図上にあるポケストップに実際に近づくとホワホワ〜ンとアクティブになりますから、そうなったら左右どちらかにスワイプしてみましょう。すると、モンスターボールを3〜4個ゲットできます。
モンスターボールを集めながら歩いているとポケモンに遭遇するので、、、
ポケモンに向けてモンスターボールをスワイプするだけ。慣れると簡単っ。
この「モンスターボールを集める」⇒「ポケモンを捕まえる」を繰り返し行なって、トレーナー(操作しているあなた自身)レベルを5にしましょう。
ポケモンGOをダウンロードしてまずやるべきことはそんなところです。
ポケモンGOで任天堂が得られたもの
それはゲームにそれほど興味・関心のないユーザーの注意を惹きつけたことです。マーケティングの世界でいうところのお客様候補(見込み客)ですね。
「なんか任天堂が面白そうなゲームを出したらしい」「スマホですぐ試せるらしいよ」「タダだしやってみるか」というライトゲーマーの市場を創ったことになります。
合わせて、、、
おおきな広告塔になっている。更に言うと、いくばくかのお客様候補(見込み客)はポケモンの新作ゲームを購入したり、映画を観に行くと思われます。
まぁ今は「ネガティブなニュース」ばかりが目立ちますけど、、、
“仮想現実”の可能性、面白さを無料で体験できるのはゲームという枠組みを超えたスペシャルな体験であると断言できます。
ポケストップは、その地域でメジャーなストリート(例:平塚市でいうと総合公園に面するパイロット通りとかね)だったり、郵便局だったり神社仏閣だったりする訳です。
このポケストップ(やジム)の設定がひとつの肝となりそうですね。なんせ、人が動いて集まるスポットになりますから。熊本城はさすがにマズいですけど、微調整はきっちりやってくるでしょう。
ちなみに、、、
マーケティング感覚の鋭いマクドナルドはすでに先手を打ってきています。さすが。
「ポケモンGOは任天堂が開発したものじゃない」とか「任天堂が得られる利益はポケモンのライセンスフィーくらい」といった情報もありますけど、このポケモンGO狂騒曲を目の当たりにした任天堂が何を学び、どう自社のブランドに反映し、組み込んでいくのか。
個人的には任天堂の”その後”に興味があったりします。
ポケモンGO版の妖怪ウォッチはでるのかしら。この仕組みを使ってビジネスできないかしら。と、ポケモンGOの波に乗り遅れたおじさんはつぶやくのでした。
月曜日のお昼休み。実際にポケモンGOに触れながら感じたことはそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!
それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!
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