ピコ太郎が紹介してるAbemaTV(アベマTV)1000万ダウンロード突破

ピコ太郎が紹介してるAbemaTV(アベマTV)1000万ダウンロード突破
これは新しいマスメディア

というお話です。

 

ウェブログ集客のお悩み解決パートナー
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

世界中を巻き込んだピコ太郎さんのPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)。面白い・面白くない。個々の意見はさておきマーケターは10回くらいは動画見ておかなきゃねー。

 

で。

 

今日のテーマはピコ太郎さん、、、ではなく。

 

AbemaTV(アベマTV)なんですが、、、ご存知ですか? AbemaTV(アベマTV)。

 

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AbemaTV(アベマTV)は無料でテレビ番組が見れるインターネットテレビ局です!

 

サイバーエージェントとテレビ朝日が出資してつくったビジネス。収益は定額制の課金モデルではなく広告収入です。賢い選択だと思います。

 

なぜ賢い選択なのか。その理由と、AbemaTVのすごいなぁと思ったコトをまったりシェア。題して『ピコ太郎が紹介してるAbemaTV(アベマTV)1000万ダウンロード突破』です。

 

それではどうぞー。

 

ニコニコ動画はオタクのもの、AbemaTVは庶民のもの

AbemaTV(アベマTV)の第一印象は「ニコニコ動画に似ているなぁ…」でした。

 

ニコニコ動画とは、、、

 

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niconicoはドワンゴが運営する日本最大級の動画サービスです。動画にコメントを付けて楽しむニコニコ動画や、生放送番組にリアルタイムでコメントを付けられるニコニコ生放送のほか、画像・イラスト・電子書籍を楽しむニコニコ静画など、ゲームや音楽、エンターテイメントは全てniconicoで!

 

個人的にはニコニコ動画にはお世話になっております。リアルタイムの映像を価値観の近い不特定多数の人達と”ツッコミ”を入れながら鑑賞する。”ツッコミ”はテキストであり、電光掲示板のように右から左へ映像の中に流れます。

 

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リアルタイムの映像を見て視聴者がテキストで突っ込む。厳しい言葉もあればやさしい言葉もある。

 

ニコニコ動画の魅力を例えるなら、、、そうですね、音楽やお笑いのライブ空間でしょうか。間違いなく人気コンテンツには熱狂があります。

 

でも、、、

 

人気コンテンツになればなるほど無料会員(一般会員)にとって継続的な視聴が困難(ひとつの番組をまともに見れない)になります。その理由がこれ。

 

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ニコニコ動画のビジネスモデル

 

番組来場者数が一定数を超えると有料会員(プレミアム会員)が優先されるので無料会員(一般会員)は番組から強制退場となるのです。

 

お金払ってないから当然

 

月額540円くらい払ってよ

 

ビジネスですから否定するつもりはありません。ある意味で正しい。収益がないとサーバーの維持なんてできませんから綺麗事は言ってられません。また、コンテンツをプレミアムにするひとつの手段でもあります。

 

しかし、、、

 

このビジネスモデルを採用することで、新規参入(ライトユーザー)の芽を摘んでいるよなーって感じます。

 

一方のAbemaTV(アベマTV)は、、、

 

テレビのモデルを採用しました。番組視聴は誰でも無料(但し、過去に放送されたコンテンツを視聴したい場合は月額960円払う必要あり)。収益は広告収入です。

 

説明不要です。まさに大衆向けのインターネットTVです。

 

新規参入(ライトユーザー)に優しいよなーって感じます。

 

ニコニコ動画はオタクのもの、AbemaTVは庶民のもの。住み分けはできています。目指すところは違えどパイの大きさと可能性はAbemaTVかなぁと感じる次第です。

 

大衆を取り込むには「これっきゃないでしょ?」というノリが良い(スピード感もね)

大衆を動かすには、大衆が最も好むアプローチを。このノリとスピード感は群を抜いてると思います。

 

 

ピコ太郎さんのPPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)をパロってAbemaTV(アベマTV)の存在を伝えるテレビコマーシャルです。

 

なぜ、ピコ太郎なのか。その理由はサイバーエージェント社の決算発表で間接的にうたわれていました。

 

サイバーエージェント社の2016年9月期通期(2016年10月27日発表)決算発表の資料をいくつか抜粋しながらつらつらと。

 

集客の推移

まずは集客。AbemaTV(アベマTV)アプリの1000万ダウンロードは既に達成しております。

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右肩上がりのダウンロード数

 

どれだけ観られてる?

月間アクティブユーザー(MAU)は2016年9月時点で593万。つまり、月に一回でも利用や活動のあった利用者の数が593万人です。なお、Facebookの国内月間アクティブユーザー(MAU)は2500万人。Instagramは1200万人(2016年4月情報)です。

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ファンが徐々に増えているのがわかります

 

週間アクティブユーザー(WAU)でも277万ですからね。コンテンツ(配信番組)次第ではどんどん伸びていくでしょう。

 

わずか8ヶ月で600万近く。そのスピード感がすごいし、アクティブユーザーが何人いて、どれくらいの頻度で視聴しているのか即、丸見え。

 

どんな人が観てる?

Googleアナリティクス調べですが、視聴者の世代(精度の問題はあるけれど)もわかっちゃう。ヤングな世代と中年世代が圧倒的。女性比率も順調に伸びてます。

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インターネットTVの特長がこれ。計測できること。

 

今後の力点はどこに置く?

で。2016年の投資内訳はとにかく知名度を上げることに注力しています(広告・宣伝の割合が一番大きい)。瞬間風速的に話題のピコ太郎さん起用も納得です。

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2017年は少しずつコンテンツにリソースを注ぐみたい。来年はある意味、勝負の年ですね。

 

どうやって収益をつくっていくの?

マスマディアの広告って基本的にイメージ広告です。そして全方位です。テレビはその最たるものです。でも、AbemaTV(アベマTV)はちょっと違います。マスメディアの特性を持ちつつも、インターネットですから、どれくらいのユーザーにアプローチできるのか、反響はどうか計測できちゃう。レスポンス広告になると想定されます。

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これはわたしの妄想ですが、、、近い将来は番組で紹介された商品をポチッと購入できることだって技術的には可能です。そのうちジャパネットたかたチャンネルとかできるんじゃないかなぁ。

 

テレビ・ジャックも夢じゃない?

小さいよりはデカイほうが良い。面白いのが、スマホで便利に簡単に視聴できるのが売りのAbemaTV(アベマTV)ですが、TVによる視聴時間の方が長いことが判明しました。

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コンテンツ(魅力的な番組)が充実したら、、、テレビの大画面で観たいよねってなる。アプリからテレビに映すのは案外簡単。

 

AbemaTV(アベマTV)の目標値

週間アクティブユーザー(WAU)で1000万人を目指す。若年層・女性のためのマスメディアを目指す。夢物語じゃない、すごく現実的な目標値だとわたしは考えます。

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アポなし・突撃・ヒッチハイクといった型破りな伝説バラエティ「進め!電波少年」的なコンテンツがあったらおじさん世代も巻き込んで応援(視聴)しちゃうんだけどね〜。

 

期待感、半端ないっす。

 

月曜〜火曜日にかけてあなたに伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではひきつづきマーケティングと運動習慣を楽しんで参りましょう!