コメダ珈琲店からマーケティングを学ぶ。お腹と気持ちも満たされる。
- 2014.12.16
- 販促術
- フロントエンド(集客)商品, 差別化, 独自性
というお話です。
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選ばれ続ける起業家の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。
あなたはコメダ珈琲店をご存知でしょうか?
コメダ珈琲店とは、
株式会社コメダは、愛知県名古屋市に本社を置く、喫茶店チェーンコメダ珈琲店などを展開している企業である。コメダという名前は創業者の家業が米屋で、「コメ屋の太郎」にちなむものである。
コメダ珈琲店は、同社が展開している喫茶店チェーンであり、主力業態の一つである。店舗は愛知県を中心に572店舗(2014年5月現在)を展開しているが、直営店舗は9店舗のみ(2014年3月現在)で、現地のフランチャイズ会社に委託する形態が主である。また、ドミナント的な店舗展開を行っているのも特徴である[10]。長年東海地方のみで店舗展開を行ってきたが、2003年からは関東地方、2006年からは近畿地方でも店舗展開を始め、東北地方(福島県)・北陸地方・中国地方・四国地方・九州地方(福岡県・佐賀県・熊本県)にも進出し、2014年11月現在、店舗網は東海地方を中心に36都府県に及んでいる。2012年には公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会による顧客満足度調査において「カフェ」部門の第1位を獲得している。
驚いたことにフランチャイズなのに厳密なマニュアルがないらしい。でも、店員さん(かわいい子が多い:主観)の接客や気配りは競合よりも優れています。しかも、マーケティングの学びもいっぱい。ぜひ、マーケティングのめがねをかけて、アンテナをビンビンに立ててお店に行ってみてください。
一般的な喫茶店(カフェスタイルの店は除く)とは逆をいくメニュー
創業者の実家は米屋にもかかわらず、カレーライス、ピラフといったご飯メニューがありません。そのかわり、コメダ珈琲店オリジナルのメニュー(シロノワール)であったり、ハンバーガー、みそカツサンドといった他では食べられないメニューが目白押し。
価格は普通(安くはありません)。でも店内を見渡すと盛況。その魅力はなんだろうか。ちょっと考えてみる。
お得感を得られる
例えば、コーヒーを注文するとおまけの豆菓子がついてくる。あなたは「たったそれだけ?」と思われるかもしれないけど、ひとは「おまけ」や「特典」という言葉が大好きです。お得感は、感情を動かします。しかも、マーケティングを知らないライバル店はやっていないしね。
ボリューム満点が基本。そして、パンがうまい
例えば ↓ みそカツサンド。おとなの男性のお腹を満たすには十分の量。女性や子どもはきっと多い。シェアして食べると一点お得になる。きっとそこまで意識しているんだと思う。それと、パンがおいしい。コメダ珈琲店体験者に聞いてみるとだいたいこの感想が聞かれる。ここもポイント。
天井が高くて開放感抜群
いままで足を運んだコメダ珈琲店はみんな天井が高くて開放感抜群でした。これもライバル店にはないポイントです。
駐車場が広い
いままで足を運んだコメダ珈琲店はみんな駐車場が広くて停めやすかったのです。東京を除く立地では、駐車場の広さは来店における重要な選択基準となりますし。
コメダ珈琲店はには、ライバル店にはないお得感がたくさんあるんです。つまり、行く理由があるということです。
フロントエンド商品のお手本
そして極めつけがこれ。コーヒーを注文するとトーストやゆで卵が付いてきちゃう。名古屋を中心とする中京圏では当たり前の量やサービスが他地域と桁違いなモーニングサービスです。中京圏では当たり前でも、神奈川県では非常識なサービス。モーニングオンリーで来店する人もいるんだろうけど、お客さんを惹きつけるには十分なオファーですよね。
しかも、クロスセルもばっちり。一番むずかしい来店をしてもらうハードルをクリアしている好例ですね。
まとめ
コメダ珈琲店からマーケティングを学びましょう。そして、お腹と気持ちも満たされてみてください。きっと、ビジネスのヒントがあるはずですから。
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