伝えるをどう絞るか? そのシンプルな基準
- 2017.10.18
- セールスライティング
ハラタカズヒコです。
最近、コンビニに行くと本が売ってますね。
その中でビビビと感じた本(のタイトル)からマーケティングメッセージの絞り込みの重要性をお話します。
世界一美味しい煮卵の作り方
世界一とは仰々しいですが(笑)、注目してほしいのは”煮卵の作り方“という部分。
わたしのように極度に狭い認知視野の人間には、「おいおい!まるまる一冊、煮卵の作り方かよ!?」とつっこみを入れてしまいそうですが(実際入れていた:チーン)目を凝らすときちんとひとりぶん100レシピって書いています。
なるほどページをめくってみると、、、
- 世界で一番美味しい煮卵の作り方
- 世界で一番美味しいトマトソースの作り方
- 世界で一番美味しいパスタの茹で方
- 世界で一番美味しいバターチキンカレーの作り方
- 世界で一番簡単なピザの作り方
- 伝説の卵かけごはん
世界で一番美味しいシリーズ的な感じで、煮卵以外のレシピが盛りだくさんなんです。
注目して欲しいなら絞ることが重要
ってことがわかります。
きっと、、、
本のタイトルが、世界一美味しいレシピ100とかにしちゃうと、”世界一美味しい”に目が奪われるし、料理写真も複数になるからインパクトがありません。記憶にも残らないし、他の料理本と一緒になってしまいます。
なぜ、煮卵だったのか? その理由は、世界で一番美味しい煮卵の作り方(というブログエントリー)が人気だったから。
ネット上で成果のあったタイトルですから。本のタイトルにもってきたのも頷けますね。
伝えるを絞る時のシンプルな基準
それはユーザーが最も興味・感心を抱いた(抱きそうな)コト・モノ・コトバを選ぶことです。あなた自身が良い!と思うことではなく、ユーザー(お客様)が良い!と思うことを見つける。
わからなければユーザー(お客様、お客様候補)に見てもらったり手にとってもらったり実際に体験してもらったりと、試していただいてその反応を観察することからはじめましょう。
マーケティングの基本のき、料理で言う「包丁は猫手で!」とか「さしすせそ」にあたるところですが、大切なことはね、何回も繰り返し発信していくのが吉なんです。
面白い!は街に溢れておりますね。現場からは以上です。
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