クロスセル – ウェブ集客の辞典

クロスセル – ウェブ集客の辞典

クロスセルとは?

クロスセルとは、いわゆる抱き合わせ販売のことです。

商品Aを買った人は、商品Bも一緒に買う傾向があるということがマーケティング上分かった場合のことを考えます。この場合、ある人が商品Aを買おうと思っている時に、一緒に商品Bを宣伝すれば、買う可能性が高く有効なマーケティング手法になります。これがクロスセルです。

クロスセルは、色々な手法によって導き出されます。有名なのは統計学を用いたデータマイニングの世界では、バスケット分析として知られています。

これは週末おむつを買う男性は一緒にビールを買う人が多い、という逸話で良く知られています。おむつと一緒にビールを買うクロスセルを行えば、売り上げは上がるというロジックです。

もちろん、経験豊富な営業マンが「AとBの商品は一緒に買うから」という経験があり、一緒に販売しようとするのもクロスセルとも言えます。

最近では、ウェブマーケティングの世界でもクロスセルは広く用いらています。

例えば通販サイトでは良く「この商品を買った人は、こちらの商品も購入しています」という画面を目にすることがあります。ログ分析によって分かることで代表的な使用例といえます。

このように、闇雲に販売するよりも、重点的に購買意欲が高そうな人にフォーカスするときに非常に便利な方法です。

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