小島よしおさん再ブレイクはマーケティング的にも素晴らしい

ブレイクには理由がある

というお話です。

 

集まるブログ集客実践プロデューサー
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

お笑い芸人の小島よしおさんをご存知でしょうか。「そんなの関係ねぇ!」で一躍ブレイクした方です。ブレイクその後はいろいろと模索を続けていたようですがどうやら新境地を開拓したとのこと。

 

最高ですね、この格好

 

その新境地を覗いてみると、、、マーケティングの息吹を感じずにはいられません。今日は小島よしおさんにスポットをあててエントリーしてみたいと思います。題して「小島よしおさん再ブレイクはマーケティング的にも素晴らしい」です。

 

それではどうぞ。

 

自分の強みを誰に見せるか?

筋肉、裸、軽快な動き、オノマトペ、人柄(お会いしたことはありませんが)・・・小島よしおさんの強みは沢山あるよなーって感じます。

 

今まではその強みを活かして全方位に向けて笑いを提供していた。

 

しかし、どんな商品・サービスにも寿命があります。

 

(わたしも含め)売り手は、その寿命を見定めながら新しい(もしくは新しい切り口の)商品・サービスを休むことなく提供していく必要があります。

 

人の心は飽きやすく移ろいやすいものですから。

 

小島よしおさんの強みを誰に向けたら良いのか?

 

そのヒントは幼稚園児だったみたいです。

 

確かに子どもは、筋肉、裸、軽快な動き、オノマトペ、優しそうな人が大好きです。

 

しかし、昔と代わり映えしないパフォーマンスを提供するだけでは新鮮味はありません。幼稚園児を笑顔にする・楽しませるといった観点だけでは小島よしおさんじゃなきゃいけない理由はない。

 

ちなみに”誰”の答えは、(決裁権をもつ)幼稚園の先生、親御さん。

 

子どもの心を鷲掴みにするのは明らか。あとは、幼稚園の先生・親御さんに「小島よしおさんに来園して欲しい!」と思ってもらえる理由が必要だったのです。

 

幼稚園児にどんな価値を提供するのか?

小島さんは幼稚園や保育園に出向き、チラシを配り、3年前から子ども向けの単独ライブ「小島よしお的おゆうぎ会」していました。行動、していますね!素敵です。(そういえば、ももいろクローバーZも子ども向けのライブ「子供祭り」やってるなー)

 

いいですね、小島よしお的おゆうぎ会。

 

どんなおゆうぎ会なの?興味わきますよね。

 

そのおゆうぎ会の付加価値は、、、

 

子どもの運動神経を発達させるために、運動に遊びの要素を加えたトレーニングをするというもの。

 

トレーニングの内容は、トレーナーとフィットネスに関わる人材教育を行うNESTA(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会)が提供するキッズコーディネーショントレーナーの内容を取り入れたものらしい。

 

資格獲得による権威付け

 

「スーパーほいほい、よしおじゃんけん」は一見遊びのように見えるけれど、グー、チョキ、パーに素早く反応するというトレーニング。園児たちはトレーニングしているつもりはないのですから、、、これは最高の教育の形だと思うのです。

 

これなら幼稚園の先生・親御さんが「小島よしおさんに来園して欲しい!」「小島よしお的おゆうぎ会を園児に体験して欲しい!」と感じてもらえる大きな理由となりそうですね。

 

むしろ、呼ばない理由がない的な感じ。

 

マーケターとして尊敬しちゃうなー。ポジショニングの再考もそうだし、チラシをまくといったマーケティング活動を自らしているところも。

 

(うちの子にも体験させたいっ!)

 

荒れ模様の天気の金曜日に感じたことはそんなところです。最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!