バレンタインデーになると思い出すチョコレート

あえてそこを選ぶ

というお話です。

 

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原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

近所のコンビニ(セブンイレブン)に行ったらバレンタインデーのブースが設置されておりました。そこには、ゴディバ(GODIVA)の文字が。

 

一昔前は、高級チョコ、ちょっとおしゃれなチョコといったイメージだったのですが、、、セブンイレブンで買えるなんて…

 

ちょっと特別感が薄れちゃったよなー。

 

今年はチョコ何個貰えるんだろうなー。

 

そんなコトを思ったりしたのですけど、この時期になるとわたしの脳裏に浮かぶチョコがあるんです。ちょっとマーケティング的に面白いチョコですよ。今日のブログエントリーはそのチョコについてお話したいと思います。題して『バレンタインデーになると思い出すチョコ』です。

 

それではどうぞー。

 

「おい!」と突っ込めるチョコレート

それがブラックサンダーです。

黒い雷神

 

「おいしさイナズマ級!」とか「若い女性に大ヒット中!」とか、ちょっとズラしたコピーが踊るチョコレート。当時としては(今でもか)ちょっとありえないセンス(ほめてます)が、オンリーワンの存在です。

 

実際に、食べてみるとわかるのですが、子供だましのお菓子…ではなく、若い女性でも、わたしのようなおじさんでも満足できる食感・味わいだったので(これ、重要ね)口コミでじわじわ広がって流行った感じでしょうか。

 

インターネットの世界でも「面白いチョコ」としていまなお君臨し続けています。これ、マーケティング的に言っても「選ぶ理由」になってますよね。

 

で、、、

 

「面白いチョコ」という地位を確固たるものにしたキャッチコピーが秀逸でした。

 

“一目で義理とわかるチョコ”

これですよ。

 

同業他社は「本命チョコ」を売るのに必死です。しかし、ブラックサンダーは真逆のポジションを選択したのでした。つまり、「義理チョコならコレにしてください」というビック・アイディアを世に高らかに宣言したのです。

 

この広告によってトゥイッターのリツイートは30000を超えた

 

渡すほうも、貰うほうも。義理としてありがたく頂戴できるチョコって面白いですよね。

 

奥さんからもらったチョコがブラックサンダーだったら…ちょっと気分は萎えるかもしれません(笑)。

 

金曜日の早朝。あなたに伝えたかった内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!