集客のヒント・あなたオリジナルの場作りに挑戦してみよう

オフラインでも積極的な情報発信を

というお話です。

 

ウェブログで発信、ヒトに繋がって集客
選ばれ続ける起業家の集客プロデューサー
原田 和彦(はらた かずひこ)です。

 

今朝はマイ手帳をじっくり眺めておりました。手帳には今年のミッション・ステートメントを記しています。まもなく2015年も2ヶ月が経とうとしている中で「できていること」「できていないこと」が明確になってきました。

 

自分自身の意志の弱さにはほとほと呆れてしまいますが・・・”見える化”によって軌道修正できるきっかけを得ることができる。日記によるセルフチェックは本当にオススメです。

 

さて。本日のエントリーは「場作り」にフォーカスしてお伝えします。題して「集客のヒント・あなたオリジナルの場作りに挑戦してみよう」です。

 

それではどうぞ。

 

ライフネット生命のふれあいフェアをご存知ですか?

ライフネット生命

ライフネット生命保険公式ウェブサイトです。死亡保険、医療保険、就業不能保険、がん保障、先進医療保障などの生命保険をインターネットでシンプルに。ネット保険だからお手頃価格で簡単。生命保険、医療保険のオンライン見積り、資料請求など

 

保険はむずかしい商品です。しかし、インターネットをゴリゴリ利用しているユーザーに絞って”シンプルにわかりやすく(伝えます)”というメッセージを市場に繰り返し発信して、一定の顧客を獲得している生命保険会社です。

 

保険会社の常識としてはイメージ広告が先に立ちます。旬な女優さん、動物、女優さん+動物の組み合わせを通して安心や安全、信頼を伝えるのが鉄則とされてきました。

 

ライフネット生命はというとトップページを見るとわかるのですが、会長と社長の写真がドドーンと目に飛び込んできます。ターゲットユーザーが新興企業に何を求めるのか?どんな情報を知りたがっているのか?どんな不安をいの一番に抱くのか?をしっかり認識しているからこそのデザインです。

 

そんなライフネット生命が経営陣や社員と契約者との交流の場として2008年の開業当初から行っているイベントがあります。それが「ふれあいフェア」です。

 
ふれあいフェア in 名古屋レポート | 生命保険・医療保険のライフネット生命

ライフネット生命保険公式の「ふれあいフェア in 名古屋レポート」のページです。死亡保険、医療保険、就業不能保険、がん保障、先進医療保障などの生命保険をインターネットでシンプルに。ネット保険だからお手頃価格で簡単。生命保険、医療保険のオンライン見積り、資料請求など

 

これこそが「場作り」です。お客様の集まる場所、見込み客の集まる場所を実に能動的に構築している好例です。マーケティングプロセスでいうところの教育部分にあたります。

 

繰り返し接触します。お客様の新鮮な声を”経営者”みずからが聞きます。商品の特性上、顧客生涯価値は20年、30年、40年となりますので人的リソースは惜しみません。顧客生涯価値を加味した戦い方であるはずです。

 

お客様はその姿勢に安心し、共感し、信頼していきます。インターネットによる口コミも期待できるでしょう。

 

ではこうした「場作り」はライフネット生命だけしかやっていないのか?いいえ、ほかの保険会社だって「場作り」は実施しているはずです。でも、活動内容をどこまで周知しているのかはわかりませんが・・・。

 

お客様の選択基準は価格だけじゃない

保険はニーズの強い商品です。つまり、必要な商品です。必要な商品は総じて価格勝負となります。もちろん、商品の選択肢として価格が第一の人は沢山います。資本が潤沢にある企業なら価格勝負の土俵にも上れるでしょう。しかし、中小企業はその土俵に上ってはなりません。

 

中小企業がターゲットとするべき見込み客・お客様は、価格よりも「相談しやすい」「すぐに駆けつけてくれる」「親身になって対応してくれる」「売り手の顔が見える」「あのヒトが信頼できるから」といった感情的な部分を大きな選択基準としてもつ人にすべきです。

 

「原田さん、そんな人どこにいるの?」

 

あなたが創るのです。「場作り」を通してあたらしい選択基準を繰り返し教えてあげましょう。プロの立場からシンプルにわかりやすく繰り返し伝えてあげましょう。「この人(会社)から商品を買いたい」と行動してもらえるまで。

 

ライフネット生命の戦略、戦術をみているとその思考が至る所に見え隠れしています。ダイレクトレスポンスマーケティングを学ぶには最良の企業の一社だとわたしは位置付けています。

 

もしあなたにも、スワイプできる(実際にしている)企業がありましたらシェアしてくれると嬉しいです。

 

それでは本日もマーケティングを楽しんで参りましょう!