お客様と関係性を作るアイデア(先生になる)

お客様と関係性を作るアイデア(先生になる)
あの人!になるために

というお話です。

 

湘南平塚で唯一!
集客にコミットするウェブ集客の専門家
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

トントントカテン♪ トットトトカテン♪

 

太鼓の音が風に乗って聞こえてきます。どうやら近所でお祭りが行われるようです。50年、100年、200年…と毎年おなじ時期に集い、祈り、祝福し、感謝する。これは素晴らしい文化ですね。

 

小さいころは花より団子(神輿を引くとお菓子がたくさん入った袋がもらえた)で意味も分からず意義も考えず…でしたが(苦笑)、37のおじさんくらいになると文化を継承する凄みが理解できるようになりました。

 

モノ・コトの見え方、感じ方って年齢や環境によって変化していくものだなーと、祭りばやしを聴きながらしみじみ思う今日このごろです。

 

さて。本日はお客様と関係性を作るアイディアの第四弾です。テーマは「先生になる」です。先生になるための方法、心構え、なぜ、先生になる必要があるのか?その理由をまとめてみました。

 

シルバーウィークのお供にぜひご覧になってくださいね。題して「お客様と関係性を作るアイディア(先生になる)」です。

 

それではどうぞ。

 

専門家としての知識・ノウハウ・考えを提供しよう

あなたの当たり前の知識・ノウハウ・考え方は、お客様候補である見込客、お客様にとっては価値のある情報(コンテンツ)である可能性はとっても高い。

 

ですから、専門家の意見としての情報提供を積極的に行ってください。人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱きます。人間の持つ心理のひとつである返報性の原理を利用するのです。

 

たとえばわたしであれば「ウェブサイトでチェックすべき重要指標は2つあります。それはアクセスと成約率です」であるとか「ウェブサイトのSEOは簡単です。1にタイトル、2にコンテンツ、3にゴールです」とか「中小企業のウェブサイトは、見込客を集めることをゴールとするべきです。その理由は・・・」といった具合に、です。

 

一から十まですべてを伝える必要はありません。はじめの一歩・二歩・三歩くらい。興味をもってくれた人にはより深い提案(オファー)をすれば良い訳ですから。これなら押し売りにはなりませんよね。

 

「先生になる」でたったひとつの重要な心構え

それは「わたしはこの道のプロである」と宣言することです。思考は現実化する。この真理を見つめるとこの心構えを理解できるかと思います。

 

「わたしはまだまだ未熟者」「わたしはまだ一年目ですから」「できるかどうかわかりませんね…」とできない理由を考えているうちは上達できません。運良くできたとしても定着はしないでしょう。

 

無論、できないことは正直に「できません」と言うべきですが・・・その判断もプロだからできるはずだし、中途半端な気持ちで取り組むことはお客様にとっても失礼だとわたしは考えます。

 

たとえ一年目であっても「わたしはこの道のプロである」ことが気持ちの中心にあったらプロに少しでも近づくためにひたむきに勉強するはずです。失敗を恐れずに能動的に経験を積むはずです。わからないことは納得できるまで先輩やメンターに教えを請うはずです。

 

その行動の源は「わたしはこの道のプロである」という心構えから生まれる「一人前になりたい」という欲求ですから。

 

ま、そもそもお客様はベテランであろうが一年目であろうが、あなたをその道のプロとして接してくるはずですから。お客様に喜んでもらえるように「先生!」といってもらえるように心構えはすごく大切です。

 

先生は同業他社をライバルとは考えない

あなたは先生です。だから、目の前にいる人の問題を解決してあげたり、願望を実現してあげるアドバイスや手助けをするのが最大の目的となります。

 

もしあなたの専門知識・スキル・考えでお客様の問題が解決できない場合。お客様の願望を実現できない場合。どうするのが最善だと思いますか?

 

それは、問題を解決できる他の商品・サービス、願望を実現できる他の商品・サービスを紹介してあげるのが正解です。ですから時には同業他社の商品・サービスをオススメする場合だってある。

 

欲を出してなんでもかんでも自分で・・・というのは実は非効率だったりします。餅は餅屋へ。それぞれの問題・願望はそれぞれの専門家にお任せしたほうが効果は最大化されます。

 

この考えをマーケティング用語でジョイント・ベンチャーと言ったりしますが…あなたにとってもお客様にとってもメリットがあります。あなたはお客様と紹介先の相手に感謝されます。紹介先の相手は、あなたに好意を抱き、なにかお返ししようと考えるでしょう。

 

お客様は問題解決・願望実現のきっかけを作ってくれたあなたに感謝をするでしょう。あなたに好意を抱き、なにかお返ししようと考えるでしょう。おなじような問題を抱えている人を紹介してくれるかもしれませんよ。

 

つまりはあなたの”人間力を磨く”ことに繋がる

末永いお付き合いをしたい人って一体どんな人でしょうか。面白い人、明るい人、優しくも厳しい人、人の悪口を言わない人、素直な人、純粋な人、場をわきまえることができる人、気配りできる人、自制心のある人・・・つまりは人として尊敬できたり信頼できる人が良いに決まっていますよね。

 

プロになる、先生になるってそういうことなんじゃないかってわたしは思うのです。日々、自己研磨です。上を向いて歩こうってやつです。わたしも道半ばですが、、、マーケティングの専門家として日々精進する次第であります。

 

土曜日の早朝。熱いコーヒーを飲みながらあなたにシェアしたかったことはそんなところです。最後まで読んでくれてありがとうございました。午後もマーケティングを楽しんで参りましょう!

 

ステキな連休をお過ごしくださいませ。