保険のお姉さん

保険のお姉さん
ビジネスは理屈だけじゃない

というお話です。

 

湘南平塚で唯一!
ウェブ集客のお困りごと解決パートナー
原田和彦(はらたかずひこ)です。

 

会社へ飛び込みでくる営業パーソンはたくさんいます。でも、明らかに成果の出せる人、出せない人がいるんです。その差は何なのか?をマーケターがシンプルに考察します。題して『保険のお姉さん』です。

 

それではどうぞー。
 

成果の出せない営業パーソンの共通点

それは、初回からガンガン売り込むことです。

 

面識のない人から物を買いたいと思いますか? よほどのことがない限りノーですよね。でも、「ビジネスは売上をあげる活動」という間違った認識を刷り込まれたからでしょうか。ガンガン売り込む人の多いこと多いこと。

 

更にいうと、初回から売り込む営業パーソンの再訪問の確率、、、限りなく0%に近い。勿体ないなーって思うんです。

 

ちなみに、ビジネスは「売上をあげる活動」ではなく「問題を解決する、願望を実現する活動」が正解です。その対価としてお金を頂戴するのですから。順番があべこべなんですよ。

 

成果の出せる営業パーソンの共通点

それは、売り込みよりも、繰り返し接触したり、価値ある情報(コンテンツ)を提供することに注力しています。

 

ひとつ、良い事例があるんですよ。

 

保険のお姉さんのお話。

 

お姉さんと言っても想定50代位の清潔感のあるシュッとした物腰柔らかなお姉さんです。

 

この方は毎月おなじ頃(月の中頃・午後1〜3時の間)に訪問します。

 

そして経営に役立つ冊子をもってくるのです。冊子を渡す際に一言、「保険の内容でなにか困ったことがありましたらご連絡くださいね」とソフトに一言を添えて帰ります。

 

もうかれこれ1年以上続けてるでしょうか。

 

繰り返すとどうなるか…無論、全てとは言いませんよ。でもね、冊子の受け手は「悪いねー」と感じるんです。つまり、少しずつ感情が動くんです。

 

心の中では「いつも律儀に足を運んでくれる…でもわたしは何もお返しできていない…」といった言葉が巡っているのかもしれません。

 

心に杭を打つ、とでも申しましょうか、印象づけるコトができる訳です。

 

印象に残っている状態で、もし、組織の変更によって保険の見直しが急に迫られたら?

 

もちろん、そのタイミングは、来月・半年後・1年後・2年後・3年後かもしれません。でも、そのタイミングは当事者でもわからないものですから、提供側なんて知る由もないんですよね。

 

保険のお姉さんは、したたかに、虎視眈々と機会をうかがうかの如く。マーケティング活動を粛々と行っております。

 

ビジネスは理屈だけじゃない、感情も大切なんだ」長期間に渡って体験しているものですから、そう思わずにはいられない今日この頃です。

 

お昼休み。焼きうどんを食べながら思った内容はそんなところです。今日も最後まで読んでくれてありがとうございました!

 

それではひきつづきマーケティングを楽しんで参りましょう!